この春より入職いたしました、大阪刀根山医療センター リハビリテーション科 理学療法士の神谷 秋平です。
私は、患者様が普段の生活に戻るためのお手伝いができるこの仕事に魅力を感じ、理学療法士を志しました。
入職して実際に患者様を担当させていただく中で感じたことは、同じ疾患であっても、目指すべきゴールや必要となる理学療法が一人ひとり異なるということです。学生の頃は一人の患者様を継続して担当していたため、その方に合わせた理学療法を提供することだけを考えていました。しかし、入職後に複数の患者様を担当する中で、患者様それぞれが置かれている生活環境や日常が大きく異なることを改めて実感しました。そのため、疾患や症状だけに目を向けるのではなく、患者様がどのような日常を送っているのかを丁寧に問診し理解することの重要性を再認識しています。
また、入職してからは、当院の特色である筋ジストロフィーやパーキンソン病などの神経難病の患者様を担当しています。実習では経験したことのない疾患であったため、初めは症状の進行や特有の動作の難しさに戸惑うことも多く、どのようにアプローチすべきか悩む場面もありました。それでも、先輩方に助言をいただきながら、患者様の小さな変化を見逃さないように観察し、一つひとつ学びを積み重ねていく中で、自分なりにできることが少しずつ増えてきたと感じています。戸惑いながらも必死に向き合った経験は、私にとって大きな成長につながっています。
新しい環境で慣れないことも多いですが、先輩方に温かくご指導いただきながら、日々多くの学びを得ています。まだまだ未熟ではありますが、患者様に安心・安全な理学療法を提供できる理学療法士を目指し、知識や技術の向上に努めていきたいと思います。初心を忘れず、患者様の「実際の日常」を大切にしながら、これからも誠実に向き合っていきたいと考えています。