国立病院理学療法士協議会
会長 中川 誠 (東名古屋病院附属リハビリテーション学院)
52期より会長に就任することになりました。微力ではございますが、誠心誠意努めてまいる所存ですので、前会長同様に宜しくお願い申し上げます。
国理協は、会員数1,748名(令和6年10月現在)となり国立病院機構では作業療法士、言語聴覚士を加えると看護師に次ぐ人数となっています。
活動方針の骨子は、規約に沿った、理学療法の質および地位の向上と親睦になりますが、具体的には作業・言語聴覚士協議会との協働で、人材育成・キャリアラダー等の全国共通の指針作成、質の向上と均てん化としてセーフティネット分野での共同研究、士長会(役職者会議)の推進が課題と考えています。また、士長から一般職まで広く情報を共有し、臨床のこと、教育・研究のこと、組織のこと、協議会のこと、専門職のことなどを常に包括的に考えられる土壌を作っていくことが必要だと思っています。
令和6年は、リハビリテーション部門にとって転機の一年となりました。国立病院機構本部医療部医療課に念願のリハビリテーション専門職が付いたこと、さらに厚生労働省医政局医務課にリハビリテーション専門職企画調整官が付き前中国四国グループ理学療法専門職が出向されたことです。医師、看護師、薬剤師等は30年以上に渡り当たり前になっていたことですが、リハビリにとっては慣例になかったことで、嬉しい限りです。このことは裏を返せば、責務を負うことでもあり、今まで漠然とやってきたことも、整理し、形にして、説明できることが当たり前のように求められることになります。若い会員の皆様は、協議会や専門職の仕事の意味を考えることは少ないかもしれませんが、過去先輩たちが地道に活動してこられたことが、私たちの処遇や地位の向上に繋がっていることも知ってほしいと思います。
会員の皆様にとって本会が理学療法士として成長していく一助となりますことを願いますとともに、役員一同、努力してまいりますので皆様の温かいご支援、ご助言を宜しくお願い申し上げます。